ご存知でしょうか。日本では行政機関に殺処分される犬の70%、猫の96%は仔犬・仔猫です。これらの不幸な犬猫を増やさないため、「動物たちの会」は長年、犬猫の不妊・去勢手術の啓蒙と普及に力を入れ、毎年2000頭あまりの不妊・去勢手術をおこなっております。
なお、手術済みの犬猫に対して、動物病院の協力で、よくある病気の予防と治療を良心的な料金で提供できるようになりました(手術前の仔犬・仔猫はご相談ください)。
一般的に不妊・去勢手術では、オスは精巣を、メスは卵巣・子宮を切除します。
手術しておけば、まず何よりも"他の犬・猫を妊娠させた"または"妊娠させられた"といったトラブルがなくなります。(実際、この件で手術を依頼してくる方が全体の約半分を占めています。)
また、発情中の諸問題(うるさく鳴いたり、あちこちに臭いおしっこをかけて家中を汚したり、家出したり、など)も手術をしてかなり減少します。
さらには、子宮や前立腺など、生殖器系の病気の予防にもつながります。(このような効果を得るためには若いときに手術をしておくことがポイントです。)
"まだ、子どもだからかわいそう"といわれますが、最近は4ヶ月齢で発情し、6ヶ月齢で出産という子猫が増えてきました。
"そんなに早く手術をすると膀胱の病気になる"という方も相変わらず多いのですが、そんなことはありません。早期の不妊・去勢手術と尿路系の病気の因果関係はないことが証明されています。
「動物たちの会」はボランティアの非営利団体です。犬・猫のための不妊・去勢手術などをこのように提供できることは、数多くの愛護家の寄付および協力のおかげです。さらに、バザーなどで活動資金を集めています。ご家庭であまっている日用雑貨、食料品、お米、野菜、お花、植物、タオル、石鹸、洗剤、ティッシュ・トイレットペーパー、小物、アクセサリー、衣類(新品またはそれに近いもの)その他、家具、乗り物(要相談)などがありましたら、ぜひご連絡ください。
振込先: 郵便振替口座 00110-1-64222 動物たちの会